バクテリアセラピー

お口の中の悪い菌をやっつける善玉菌が発見されました。

菌には菌を。耐性菌の心配もなく赤ちゃんから高齢者まで安心して取り組める治療プログラムです。

L:ロイテリ菌。この菌は母乳に含まれて、赤ちゃんが生まれて一番最初におなかに入れる菌です。

残念ながら現代人の8人中7人は体から失われていると言われています。L:ロイテリ菌は体に入ると(お口に入ると)悪い菌(悪玉菌)と良い菌(善玉菌)を見分ける事ができる唯一の菌です。悪い菌を見つけると天然の抗生物質(ロイテリン)を作り出し悪い菌が増えるのを防いでくれます。

この原理をお口の中で応用すると、お口の中の虫歯菌や歯周病菌を減らす事が分かっています。人体の関所とも言えるお口。ここを菌まできれいにすることで虫歯や歯周病のみならず体全体の健康を守る事にもつながります。

メタルフリーへの取組(金属を使わない治療)

【安心できる素材でアレルギー対策を】

保険治療で使われるパラジューム合金や銀合金。今では少なくなりましたが水銀を含んだアマルガム合金。国が保険治療で使うと認めた材料ではありますが、身体にとっては異物であることは間違いありません。いろんな原因不明の体調不良が口腔内の金属を除去することで改善することはよく聞く話です。

磯田歯科医院では、各種セラミック素材を症例に応じて使い分け体に優しい治療をお勧めしています。

口臭治療への取組

【口臭検査+細菌検査を¥5,000(税別)で受けられます。】

口臭とは

ある程度の口臭は誰にでもありますが、気になるようならまず原因を特定する必要があります。病的な口臭なのか、生理的口臭なのか。原因が特定できれば治療効果も出やすくなります。特に歯槽膿漏、歯周病は、口臭の原因の8割をしめると言われていますから、写真左側の口臭検査機器でしっかり原因を突き止めましょう。 ちなみに右側は位相差顕微鏡で口腔内の細菌を見ることが出来ます。悪い細菌も口臭の原因になっていますからしっかり調べてお口の中から追い出しましょう。

不幸にも歯が無くなってしまった場合、どうするかの選択肢は、①抜けたままにしておく(これは残った歯にも悪影響を及ぼすのでダメ)②残っている歯を削ってブリッジにする③入れ歯にする④インプラントを入れる。

①は隣りの歯や、対合の歯が抜けて空いた歯の場所に向かって傾く、伸びてくるということになり歯列全体のバランスが崩れ顎関節にも影響が及びます。長期間放っておくと治療は全体に及び大変な費用と期間を要します。絶対に抜けたままにするのはやめましょう。②は保険治療ではよくあるケースですが、ブリッジ治療を行うために健全な歯を削ってしまうのはいかがなものでしょうか?生きていくために一生口の中で働いてくれるご自身の歯。お金に換えるとするとどれくらいの価値になるのでしょうか?車や趣味にかかる費用どころではないはずです。よーく考えてから取り掛かりましょう。③隣の歯や対合の歯のバランスを保つ、抜けた場所を補う点では○ですが、抜けた場所の骨(歯槽骨)はだんだん無くなっていきます。また固定の為にバネをつけるタイプは、しっかりメンテナンスをして調整も行っていかないと、バネがかかる歯に負担がかかり将来はその歯がダメになる可能性もあります。④簡単な手術が必要ですが、埋め込んでしまえばまったく違和感はありません。ご自分の歯のように使えます。症例によっては入れ歯との組み合わせで使うこともあります。

治療する側として一番良い方法は?と言われると費用面は置いといて、やはりインプラントで抜けた箇所を補うことがベストですね。残っている歯を守る意味でも。しかし人それぞれの事情もありますし、こちらはそれぞれの患者さんにとっての最良の治療法を正確にお伝えして選んでいただく。ということをしっかり行っていきます。